11月8日

お世話になります。 アウラの野々山です。

朝晩寒くなりましたね、風邪をひきやすい時期になってしまいました。 

皆さんも風邪などひかれないように、ご自愛ください。

今日は、、、。 

介護のお話を少し。

世間における介護業界の位置は、

これから大変になる業種だろう

これから人が足らなくなるらしい

これからも誰かがやってくれるだろう。

そんな感じなのかもしれません。

団塊の世代が後期高齢者になるという2025年問題があり

介護職員は35万人足りなくなるらしいです。

それでも 誰がやってくれるんでしょうか?

団塊の世代といえば、戦後の日本を支えてきた、いわば、今の経済大国日本の創成を支えてくれた世代だと思います。 

今まで、日本のために、家族のために 24時間働けますかなんて言われて、今の日本とは真逆に長時間労働を美学とし、頑張ってきた世代が、年をとって介護が必要になったときに、介護をしてもらう人が足りなくて介護が受けられないなんて、あまりにもひどいなんて思うのは私だけでしょうか?

核家族化が進み、今の老人ホームは、お金持ちのためのホテルのようなところか、20年前の老人ホームのように、いわゆる姥捨て山のようなところになってしまう。 2極化が進むと思っています。

もともと破綻しかけている、介護保険なので、今後も厚労省はお金がある人、お金を出して介護を受けてねという 立ち位置は続けていくと思います。 もしかしたら、消費税がもっと上がるかもしれません。

いずれにしても、年金に頼った生活をしている高齢者は、貧困になってしまうのは、目に見えています。

地獄の沙汰も金次第というか、生きていくことも金次第になってしまうことになりそうです。

みんなが幸せな社会なんてことは 偶像で、存在しないかもしれません。

けど、今まで、一生懸命に生きてきた高齢者はみんな幸せでいてほしい。 心から願う私は介護脳なのかもしれません。

私も含め 現役世代や若者は、あれをしたい これが欲しいと いろんな欲求があるもです。 

当然 それはそれで、いい事だと思います。

そのために頑張り、仕事をしたり、努力をしたり、尊いことだと思います。

でも

高齢者の欲求なんて、たいしたことないんです。

多くは ただ 子供や孫が元気にいてくれたらいい 

あとは 安らかにお迎えが来てくれたらそれでいい。

そんな感じの方が沢山見えます。 

私たちからしてみたら、ごくごく当たり前の事なんですが、

その当たり前がいかに難しいか、知っているから、自分の事よりも、家族の事を第一に考えている そんな方がいっぱいです。

そんな 若い時から苦労をしてきて、家族のために多くの時間を費やし、年をとって介護が必要になっても、考えるのは家族の幸せ、、、、

そんな方たちが幸せになれない 社会なんて 嘘だなんてことまで、思ってしまいます。 

私にできることは微力ですが、少しでも高齢者の笑顔が増えるように尽力していきたいと思っています。

そう思うと 自分の命は父が母が、祖父母が、会ったことはないですが、曽祖父母が、その前の先祖が、それこそ命がけでつないでもらったものだと思います。

若いころはそんな当たり前のこともわからずに 自分を自分の命を粗末にしてしまいがちですが、そんなことをしっかり肝に銘じていきたいです。 

死ぬほどしんどいことがあったら、逃げたらいいんです。 

それでも自分の命を守ったことは尊いことだと私は思います。 

なので、自分の大事な人 自分の事を大事だと思ってくれる人には 元気なうちにたくさん会いに行ってくださいね。

ただ 笑顔でいるだけで、喜んでくれる人が必ずいると私は思います。

そんなことで今週末は実家にでも帰ろうと思います。

それではまたよろしくお願いいたします。

最近ちゃんと毎週あげられています。 ほめて―とは思いませんが、読んだよーといってくれると小躍りして喜びます。